山下レディースクリニック
卵胞の大きさと基礎体温について
2008年4月26日
先日は、ご回答頂きありがとうございました。
またご質問になってしまうのですが…
今、タイミング法3周目なのですが、卵胞チェックで25mmまで大きくなって、後日確認をしたら黄体になっているので排卵したとのことでした。前回も25mmくらいで排卵をしたのですが、何の薬も飲まず、自然でここまで卵胞が大きくなっても大丈夫なのでしょうか?
担当の先生に『検査結果や、今までの経過をみて何か悪いところありますか?』とお伺いすると『問題はないと思います。もう少し早く結果が出ても良いのですが・・』との返答でした。
私自身ネットで、色々調べて頭でっかちになっているんだと思うのですが、山下先生のお考えはどうかと思いまして。
それと、排卵をしたといわれてから3日〜4日くらい低温が続きます。その後高温期が12日〜13日は続くのですが、排卵後3,4日低温が続いても大丈夫なのでしょうか?
卵子を排卵したのち、卵胞は黄体へと変わります。この黄体から出される黄体ホルモンによって、基礎体温が高めになるのです。基礎体温が高温期になるまでに時間がかかることもありますので、その点はあまり気にされなくてもいいでしょう。
自然周期で、卵胞の直径が約25mmを超えた頃に排卵されているとのこと。月経開始から排卵までには、どのくらいかかっているのでしょうか? また、ホルモンの値は検査されたことはありますか? 低温期が20日以下で、ホルモンが正常値であれば、排卵障害ではないと思っていいでしょう。
ただ卵子の質などについては、実際に採卵してみませんとなんともいえません。基礎検査でわかる不妊原因は、一部なのだとお考えください。避妊していないのにもかかわらず2年以上妊娠しないのであれば何らかの不妊原因はあるのだと、見つける術がないだけなのだと、とらえていただくほうがいいでしょう。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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