山下レディースクリニック
子宮卵管造影の結果
2010年10月17日
こんにちは。子宮卵管造影をしたのですが、右側が流れが悪くゆっくりで、左側は流れが速かったのでその時は反対側が流れいいから大丈夫とのことでした。翌日の検査ではきれいにおなかに広がっているとのことでした。
卵管造影を受けたときの先生とは違う先生に受診したときに、卵管造影の写真をみて、卵管が映像では伸びているから右側が癒着していると言われました。
でも片方は大丈夫なんですよね?と聞くと大抵は片方だめならもう片方も炎症してるよ。といわれかなりへこんでいます。
左側は流れが速かったのにだめなんてそんなことあるんですか?
この場合は体外受精しかないんでしょうか。
子宮卵管造影検査では、卵管の通過性ならび子宮形態異常の有無などを診断できます。これらに関しては、かなり信憑性のある結果が得られますが、卵管の動き、すなわち卵管周囲癒着に関しては、上記の項目ほどには確かなことはいえません。さらに、ピックアップ機能や卵管内の繊毛の動きについては検査を行う術がないのです。
少なくとも、両側から造影剤が出てきたのであれば、通過性に関しては、両側とも決定的な問題はないといえるでしょう。
私は、実際に検査結果を見ておりませんが、お話から判断するうえでは、一定期間、一般不妊治療を試してみてもいいと考えます。つまり、卵管周囲癒着に関しては“疑い”であって、断定的なものでは ないのだと推察します。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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山下先生、看護士の皆さん、受付の方々…スタッフの方、大変お世話になりました。友人から山下レディースクリニックを紹介されてから、初診の予約の電話をするまで、1年もの時間がありました。家で1人で悩んでいるよりは、もっと早く通院を始めていればよかったな、と今では思います。受付の方々も皆さん優しく接して下さり、通院は苦ではなかったです。一年と少しの期間、ありがとうございました。
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