山下レディースクリニック
卵管造影
2005年10月28日
通院暦半年で次はAIHの予定です。卵管造影したときは問題は指摘されませんでしたが妊娠にいたらず、通水をしたら、通ってはいるがあまり通りは良くないといわれました。どちらも激痛だったので自分でいろいろ調べたら、癒着や水腫のレントゲンとよく似ているので心配になりました(卵管は見えますが、造影剤の拡散不良?)。よく卵管造影の結果、左右どちらかに癒着があったと指摘された、などということを見ますが、先生に癒着のことをきくと分からないと言われ、左右どちらの通りが悪いのかきいてもわからないと言われます。そんなにわからないものでしょうか?卵管造影では卵管采の癒着等はわからないのですか?不妊専門の先生なのですがちょっと不安です。また、私の右の卵管は左右ではなく前後に伸びているようですが、これも問題になりますか?卵管に問題があるならAIHをしても意味がないのかも・・・とも思いましたがとりあえず挑戦してみます。
まあ、患者さんからすればそんなに痛い検査をしておいて
わからん、わからんというのは何事か。と思われるかもしれませんが、実際は卵管造影にしろ通水にしろ、そんなに信用のできる検査ではありません。データ的にも6〜7割くらいの正診率といわれています。逆に、すごくわかったようなことを言ってくれる医者もいるようですが、私はあまり信用しません。
ちょっと詰まっていたけど、今の検査で通ったから、とかいうのは、論外と思います。ですから、卵管さいのあたりに若干癒着があるかどうか、そこまではわからないというのは正直な答えでしょう。要はそれによって治療方針が変わるのかどうか、ということです。多少癒着があっても、妊娠する人はいくらでもいるでしょうし、とりあえず完全閉塞でなければ、AIHから試してみるしかないのでは。そこを間違わないことが重要だと思います。
わかったようなことをいっぱい言うだけがいい医者とは思いません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
©山下レディースクリニック