山下レディースクリニック
卵管造影検査について
2007年10月12日
はじめまして。
こちらで質問していいものかわからないのですが、ちょっと心配で投稿させていただきます。宜しくお願いいたします。
昨日卵管造影の検査を受けました。造影剤はヨードというものを使用しました。看護師さんからは「子宮口?を2箇所つまむときに痛いかも」との事前アドバイスをいただいていたのですが、消毒前に器具を入れる時から激痛で、最後まで痛みは続きました。20分程後に自分でタンポンをはずしたのですが、造影剤なのか血液なのかどっぷり染みて真っ赤でした。一緒に検査された方とお話してたのですが、皆さん生理の終わり程度しか赤くなってなかったようで心配になりました。それほどではありませんが、まだ少し出血はあります。
私は昨年と今年初期流産をしてしまい、不育症の検査のためこの検査を受けたのですが流産した時の痛みに似たような激痛だったので子宮に傷かついたりしてないのか・・・など、今後の妊娠・出産に影響はないのか気になります。もしそういう可能性があるならば、それを確認できる検査・治療を教えていただきたいです。
それと検査してくださったのが、研修医の先生だったことも少し気になってしまい・・・もちろん隣に指導医の先生もいらっしゃいました。卵管造影の検査というのは研修医の先生でも難しくはないんでしょうか。赤ちゃんがほしくて通院しているので私が神経質になってしまっているだと思いますが。。。
上手く文章が書けず長文になってしまい、すみません。
どうぞ宜しくお願いいたします。
子宮卵管造影は、不妊検査の中では痛みが強い部類の検査ですが、
検査後は卵管の通過性が改善し、妊娠しやすくなる、
たいへん治療効果の高い検査です。
『ひろ』さんは、激痛を覚えたとのことですが、それは、
造影剤が注入されたことで細い卵管が押し広げられる痛みと、
金属製の器具で子宮口を挟み込まれたことによるものでしょう。
出血も、おそらくは器具を装着したことによる、子宮口付近からのもの
だと思われます。
子宮内部に傷がつくようなことはありえませんので、どうぞご安心ください。難しい検査ではありませんが、この方法で行う子宮卵管造影は強い痛みを伴います。ちなみに、YLCでは、バルーン法による「痛くない!」子宮卵管造影を行っています。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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