山下レディースクリニック
子宮鏡下手術でのトラブル
2005年11月30日
先日、子宮内膜ポリープを取るために、子宮鏡下手術を受けました。ポリープは無事にとれたとのことですが、手術前にあるトラブルが起こりました。
手術前に子宮口を広がるために挿入するスティックのようなものが、何度やっても奥まで入らないのです。医師の話では、子宮口付近の筋肉が強すぎるのか、子宮頚管から子宮口にかけての屈折が過度なのか、どちらかだと言われました。
結局、通常よりも細いスティック2本しか入らず、静脈麻酔下で広げてポリープを取ることになりました。
子宮口を広げるため、手術も通常の倍以上の時間がかかりました。
そして、手術後に処方されるはずだった「子宮口を収縮させるための薬」も私には出されませんでした。
これは、子宮前屈の可能性があるということなのでしょうか?
このことも不妊の原因にはなりうるのでしょうか。
だとしたら、治療の余地はあるのですか?
私は、黄体機能不全、右の卵管つまりぎみと、他にも不妊要因を抱えています。そこに、もう一つ悩みの種が増えた気がして辛いです。
お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
それは別にご心配には及ばないと思われます。
子宮の入り口が、もともと普通より小さめだったり、ひろがりにくいかたはおられますし、子宮口のあたりにびらんがあるとかで、焼灼などの治療をされたあとなどにも起こりえますが
不妊と特別関連があるわけではないでしょう。
子宮前屈というのは、子宮が体の前面(膀胱側)に向かって倒れていることですが、大概の人は前屈です。
今までのことに加えてさらに不妊の要素が加わったと考えるようなものではないでしょう。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
©山下レディースクリニック