頸管粘液検査＆ヒューナーテストのQ&A
フーナーテストについて
2010年8月16日
はじめまして。
不妊治療を開始して５ヶ月経ちました。
クロミッド（無排卵）とプロゲストン、カバサール（プロラクチン値が６０以上）を服用しています。
その間にフーナーテストを２回して、２回とも精子ゼロという結果でした。
精液検査の結果は精子の運動率が低いとのことで、「判定基準でいうと虚弱に近い中間だ」と担当医に言われました。
その後は人工授精を勧められる状態です。
抗精子抗体検査は行っていないです。
こういう場合、抗精子抗体検査は必要ないということでしょうか？
担当医からの説明が少なすぎたり、質問しても具体的に教えてくれなかったりで少し困惑しています。
よろしくお願いします。
フーナーテストによって、粘液内に精子はたくさん進入している けれども、いずれも動きが止まっているという状況の場合は、抗精子抗体の疑 いが高まります。ところが、２回とも精子ゼロ、すなわち頚管内に精子が進入できていないということですので、クロミフェン製剤の副作用で、頚管粘液の分泌状態が悪くなってい る可能性もありますね。精子自体の運動率が悪いこととあいまって、なおさらフーナーテストの結果が悪くなっているのかも知れません。
クロミフェン製剤の副作用は、頚管粘液の影響を受けない人工授精の段階に進めば問題になりませんので、まずは人工授精にチャレンジしてみる方向でご検討になってみてはいかがでしょうか？
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下レディースクリニック 卒業生からのメッセージ
一人目は顕微受精で、二人目は奇跡的に自然妊娠となりました。どんな時も先生の言葉には力があって自分の妊娠できる力を信じる事ができました。ありがとうございました。
